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夢の重さ

今日は8月最終日。
次男は昨日すべての宿題を完成させ、晴れ晴れした表情で部活へ出かけて行った。

昨日はもう一つの課題も完了した。
それは、もういらなくなった物の整理。
専門学校関係、塾関係など、結構な量を思い切って処分した。

次男があるパンフレットを手にして、懐かしそうに言う。
「そういえば、去年は僕一人でここに体験入学に行ったんだよね。楽しかったよ。」
その専門学校は、かつての次男の第一志望校。
「でも、もう行かないんでしょう?」
私が確認すると、次男はあっさりと「うん。」とうなずいた。

塾関係も、テキストはまだ置いておくとして、ノートは「もういらない。」

薄い紙はゴミ袋に入れて、厚さのあるパンフレットやノートは紐で縛った。
1階に運ぶためそれらを持ち上げると、意外と重い。
この重さは、叶う事の無かった夢の重さ。

しかしクヨクヨしても仕方がない。
「あ~すっきりしたね!」
私のその声に、次男も「そうだね。」と笑顔を見せた。

ご訪問ありがとうございました。


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穏やかな夏休み

本来ならば、この夏休みは勉強三昧になるはずであった。
しかし受験する必要がなくなった今、次男はすこぶるまったりとした夏休みを送っている。

前半の中心は部活。
3年生は自由参加である。
もちろん次男は皆勤賞。
屋内でのゆるい文化部ゆえ、熱中症の心配もなく楽しく過ごしているようだ。

自立に向けて、自分の使った食器を洗ったり、洗濯物を干したり、自分の部屋を掃除したり、夕食の献立を考えたりもしている。

宿題にも真面目に取り組んでいるようだ。
今のところ淡々とこなしているのだが、小論文を書く課題も出ており、きっとその時にうまく出来なくて一波乱が起きるだろう。
こちらも覚悟しておかなければ。

大変なはずの高校3年生の夏休みは、皮肉な事に今までで一番穏やかな夏休みとなっている。

ご訪問ありがとうございました。


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ヒルコとエビス

日本最古の障碍者。
それは、古事記に出てくるヒルコ(原文では水蛭子)ではないかと言われている。

父親はイザナキ、母親はイザナミという立派な神様の第一子として生まれたヒルコ。
ところが骨の無いヒルのような姿であったがゆえに、葦船に入れられて流されてしまった。
神様としてその行いはどうよ!と突っ込みたくなる。
しかし生きて行く事が厳しかったであろうその時代には、生産性の無い障碍児を育てるゆとりなど無かったのかもしれない。

さて、その後ヒルコがどうなったのか、古事記には記述は無い。

ところで日本各地には、「えびす神社」と呼ばれる神社がある。
祭られている神様には2系統あって、1つはコトシロヌシ(事代主)。
彼は出雲のオオクニヌシノミコト(大国主命)の息子さんである。
コトシロヌシ系えびす神社の総本宮である美保神社は、出雲の地、島根県の松江市にある。

そしてもう一つの系統では、ヒルコが神様として祭られている。
兵庫県にある西宮神社に伝わる話によると、両親によって流されたヒルコは西宮に流れ着いて、その土地の人々に拾われて育てられた。
その子は無事に育って戎三郎(エビスサブロウ)と呼ばれるようなり、やがて七福神の一人である「恵比須様」となった、らしい。

厳しい環境にあっても、障碍児や海に流れ着いたよそ者を大事にする心優しき人々が住んでいた集落があったのだろう。
どこかホッとする話である。

補足:ヒルコの正体については、胎盤説、最初失敗からの成功説(各地の神話によく見られるパターン)など、他にもある。

ご訪問ありがとうございました。


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アウイナイト

Author:アウイナイト
ユニークな子供達のおかげで、今まで見えなかった世界が見えてきました。
内気な私ですが、前向きに生きていきます。

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