FC2ブログ

医療ルネサンス 発達障害 4

今日はシリーズ最終日。

第五回目「偏食解消 工夫を凝らす」
広島市西部こども療育センターのなぎさ園(広島市)は、障害がある未就学児の支援施設。
入園当初は普通の食事が食べられない子が多い。
特に自閉スペクトラム症の子どもは偏食の傾向が強い。

センター診療所の小児科医で所長の山根さんは、親からの偏食に関する相談の多さを実感していた。
「改善できれば栄養バランスもよくなる。お母さんの育児の肯定感にもつながり、食事の時間が親子で楽しくなります。」
過去の調査で、自閉スペクトラム症の子ども約100人の親の半数以上が、子どもの偏食を訴えたとのデータもある。

なぎさ園では偏食改善へ、管理栄養士の藤井さんを中心に、医師、保育士など全職種が連携して取り組む。
ペースト状にしたり、カリカリにしたり、千切りにしたり、ドレッシングをかけたり、と好みの形や味を利用して手を伸ばしやすくする。
ポイントは、子どもが別の形態の食事を食べていても、近くに普通食を置いて食べてもらうきっかけ作りを工夫する事。

なぎさ園に年中から通う自閉スペクトラム症の男児(5歳)は、以前の幼稚園では給食をほとんど残していた。
なぎさ園では、揚げ物をきっかけに食べられる食材が少しづつ多くなり、1年もたつと普通食を完食する日も増えて来た。

以上まとめ。

感想は次回に。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング
スポンサーサイト



医療ルネサンス 発達障害 3

今日は第三回目と四回目を紹介しよう。

第三回目「読み書き苦手 長所で克服」
東京都内の高校に通うA君は、中学1年生の終わりに「発達性ディスレクシア」と言われた。
告げられた場所は、NPO法人LD、Dyslexiaセンター(千葉県市川市)であった。
A君は「原因が分かりホッとした。同時に出来ないままではいけないと思った。」と振り返る。

A君は努力と工夫を重ね、センター代表の筑波大学教授の宇野さんは、「困難な事もあっただろうけれど、とても前向き。」と、A君の姿勢に感心している。

A君は父親の影響で、技術者として職に就くことを早くから望んでいた。
技術者である父親も読み書きが苦手だったが、A君は「仕事先とのコミュニケーション能力はすごい。相手の気持ちをつかむ会話なんです。」と目を輝かせる。
自身も友人との付き合いを通じ、コミュニケーション能力を磨いていこうと考えている。

現在は高校に通いながら、高所作業車やフォークリフトなどの講習を受け、技術を身につけている。
「書類のやり取りが苦手でも、人付き合いのうまさや思慮深さ、技術力など、自分の力が発揮できる職業にたどり着くことが大事」と、宇野さんは語る。

第四回目「性被害予防 女の子に教育」
発達障害の人は、想像力が働かなかったり素直すぎたりする傾向があり、インターネット上での不用意な出会いなどをきっかけに犯罪被害に遭ってしまうケースがある。

名古屋市の放課後等デイサービス「Luce(ルーチェ)」代表の藤原さんは、だまされて風俗店で働かされたり望まない妊娠をさせられたりした発達障害の人の現状を知り、女子向けのプログラムを始めた。

臓器の役割や子宮の働きなど体の仕組みから説明し、着替えや入浴が男子と別になる事、女性用下着の着用法、生理への対処も学ぶ。
困った時に相談する信頼できる同性の大人を思い浮かべたり、知らない人に声を掛けられた時の断り方を練習したりもする。
レッスンを通じ、「自分が大切な存在である」事に気づかせ、自身を守る力を身につけてもらう。

犯罪被害者を多く診て来た聖マリアンナ医科大学の安藤さんは、性犯罪被害者の中には発達障害の人が一定数含まれていると指摘する。
「信じやすい女の子を狙う犯罪者もいる。被害を防ぐために性教育は大切です。」と語る。

以上まとめ。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

医療ルネサンス 発達障害 2

第二回目は「仕事体験、働く意義理解」

仙台市の放課後等デイサービス「ぶれいん・ゆに~くす」では、中学生頃から、障害のある子供たちに働くことの意義を理解してもらうプログラムを用意している。
漢方薬局から請け負ってお茶の袋詰めをしたり、東京都内を中心に展開する「TEENS」のプログラムを使い、カフェやクリーニングの模擬店で店員となり、客や上司とコミュニケーショントレーニングを行ったりする。

障害者職業総合センターの報告書では、2015年7~8月に公共職業安定所を通して就職した発達障害者の、1年後の定着率は71.5%。

日本発達障害ネットワークによると、早くから支援を受けて適した職場に就職できるケースが増える一方、就職までに発達障害に気付く機会がなく、就職後に職場でのコミュニケーションなどに悩んで辞める人も少なくない。

ぶれいん・ゆに~くすの伊藤さんは「子どものうちから個性を生かしながら、働く大人、に近づけるように支援したい」と語る。

自閉スペクトラム症とADHDを持つ仙台市の女子は、模擬店のカフェ店員を体験した後、自宅で家族に水やお茶を出したり食器の片付けを積極的に行うようになった。
「ありがとう」という言葉に喜び、外食時には店内で働くスタッフの様子を目で追っているという。

信州大学の本田教授によると、発達障害の人は経験のない事を想像するのが苦手な事が多いので、中学生くらいで仕事の体験をすると大人になって働く実感もわき、生活の目標が出来る。
「ちょっとした手伝いでも、大人から評価される経験を積むのはとても意義がある」と語る。

以上まとめ。

次男は高校3年生。
かなり出遅れた感はある。
休日は自分の部屋の掃除をさせているが、これからもっとお手伝いを増やしていこうか。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

医療ルネサンス 発達障害 1

6月25日 読売新聞朝刊
今日から5回シリーズで「発達障害」が始まった。
第一回目は「早期発見 特徴に向き合う」

ここで取材されているのは、東京都多摩市の「島田療育センター」に、2人の息子を幼いころから通わせてきた女性。
このセンターは小児科、児童精神科などの診療所を併設し、発達障碍の早期発見、継続的支援に取り組んでいる。
年齢や発達に合わせた集団でのプログラムを、2歳ころから実施している。

この女性の長男はADHDと自閉スペクトラム症、次男はADHDと診断されている。
センター小児科医は「早く診断がつく、つかないにかかわらず、子どもの特徴や得意な事を見つけ、子どもとの関わり方を早くから考える事が大切」という。
女性は診察やトレーニングを通じ、意図を具体的に伝える方法を身につけた。

いつでも相談できる同センターのような存在は、親の安心感につながる。
親同士の情報交換の場でもある。

女性は「子どもたちの為に通い始めたけれど、結果的に親の負担も軽くなりました。」と話している。

以上記事のまとめ。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

困惑

発達障碍者がらみの事件が起こってしまった時、特に障碍者が加害者側の場合、いつも思う。

1、どうしてこうなってしまったのか。
2、こうならない為にはどうしたら良いのか。

本人の持つ特性、本人を取り巻く周辺環境、療育方法などが複雑に絡み合って、はっきりとした答えなど出せるわけがない。

私は「自己肯定感」を維持する事がとても大事だと考えている。
自己肯定感が欠如していると、自分も他人もどうなってもいい、と自暴自棄になってしまいそうだ。

では、自己肯定感があれば良いのか。
ここにも落とし穴がある。

①自分は大事な存在→他人も大事な存在→自分も他人も傷つけてはならない。
となれば良いのだが、

②自分は大事→自分だけが大事→自分を傷付けたり認めない人間(社会)は存在価値が無い。
となってしまうと危険である。

また、親が手を放すタイミングも難しい。
親に見捨てられた、と思われる状況は、決して良い結果を招かない。
出来ることなら胸を張って「じゃあ、これからは一人で頑張っていくよ!」と言って家を出て欲しいが、次男のそんな姿は今は想像もつかない。

あ~、本当にどうしたらいいんだろう、、、

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

幻の夏期実習

パソコンの前にどっかり座り、何やら熱心に調べ物をしていた夫が「お、これこれ!」と声を上げて私を呼んだ。

パソコンの画面を見ると、「2泊3日、夏期短期実習」とある。
観光地としても有名な高原の近くにある専門学校のホームページであった。
「へえ、いいじゃない!」
夏の高原なんて、私が行きたいくらいだ。

今まで、次男一人でオープンキャンパスや1日体験入学をクリアーしてきた。
今回は宿泊だが大丈夫だろう。
宿泊行事なら、学校で何回も経験している。

いや、本当に大丈夫だろうか。
次男の特性を伝えずに行かせて良いものだろうか。

その点について夫と話をし、伝えておくべきだ、との結論に達した。

次の日、早速学校に電話をした。
担当は穏やかで優しそうな声のおじさま。

「夏期短期講習についてなんですが、、、」と切り出すと、「はい、ご参加されますか?お名前と在籍高校名をお願いいたします。」
いやいや、ちょっと待って。
「その前にお伝えしなければならない事がありまして。実はうちの子供は自閉症なのですが、参加できますか?」

「あ、、、」
どうした、おじさま。

しばしの沈黙の後、変わらぬ穏やかな声でおじさまは続けた。
「残念ながら、そのような特性をお持ちのお子様に対応できる教職員はおりません。」

そう言われては、こちらとしても「そうですか、、、では、止めておきます。」と答えるしかない。
おじさまは「せっかくお子様がこの分野に興味を持って下さったのに、本当に申し訳ございません。」と謝った。

夫も私の話を聞いて、「そうか、仕方ないな。」と、ため息をついた。
結果としては門前払いになってしまった訳だが、子どもの特性を隠すのではなく正直に伝えて良かった、と思っている。


発達障がい児育児ランキング

農福連携

次男の進路として現実的になって来た就労支援サービス事務所。
今まで4か所見学した。

引き続き調べているのだが、驚くのはその多さである。
最近は、農業分野での就労を支援する「農福連携」というプロジェクトもある。

ダメもとで農福の話をしたら、夫も次男も「お、良いんじゃないか!」とのって来た。
次男は土の感触は平気である。
でも体力や根性が絶望的に不足しているので、夏の暑い日や冬の寒い日に農作業など出来るのだろうか。

取りあえず一番近い農福を行っている事務所を見つけたので、今度見学に行ってこようかと思う。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

HSPと自閉スペクトラム症

日本では、5人に1人は当てはまる、とされるHSP。
HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で、アメリカの心理学者アーロンさんによって生み出された。
とても敏感な人、人一倍敏感な人、という意味である。

自閉スペクトラム症の特性にも感覚過敏があり、混同されやすい。

ではHSPと、自閉スペクトラム症での感覚過敏の違いはどこにあるのか。
そのキーワードは「社会性」らしい。
HSPの場合、社会的理解度が高く、共感力も高い。
一方自閉スペクトラム症の場合は社会的な物事に対する理解が低く、自分が関心を持っている分野に関してささいな事に執着する場合が多い。

最近、人間の分類化が進んできているような気がする。
今まで「おっちょこちょい」「神経質」などの言葉で表現されていた性格、気質に、学術的な名称が付けられていく。
全てが分類化された時、「普通の人」「健常人」という言葉は過去のものとなるだろう。
人間そのものが変わるわけではなく、概念が変わるだけ。
今だって、100%普通の人、100%健常の人、などは存在しないのだ。

ご訪問ありがとうございました。


発達障がい児育児ランキング

プロフィール

アウイナイト

Author:アウイナイト
ユニークな子供達のおかげで、今まで見えなかった世界が見えてきました。
内気な私ですが、前向きに生きていきます。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる